生きている
2018年04月18日
今年の冬はだいぶ寒さが厳しかったので、暖房もかなりつけました。なので、外と室内の温度差がだいぶあったと思われます。昨年、専門家の皆様に綺麗にして頂いた教室ですが、いつからか壁と壁との隙間が気になるように。業者さんに相談し見て頂いたところ、冬の温度差や湿度、乾燥等の影響で、木材の伸び縮みが原因との事。大工さん曰く「木は生きていますから。」うん、そうだ、お家になっている木も生きているのだ。普段はきちんと姿勢を正しているが、時には我が儘になったり頑なになったり、人間もその時々で姿が変わります。木も人も、生きているからこそ柔軟に変化するんですよね。私は、その自然な姿が好きです。歪みのない鉄筋コンクリートの建物よりも木のお家が、ミスのないロボットよりミスをする人間が。